ライフスタイルの多様化により、婚期も人それぞれという時代になりました。
本記事では、そんな時代の「30代の結婚のメリットとデメリット」について、30~33歳、34~36歳、37~39歳に分けてそれぞれお届けしています。
30~33歳までの結婚
30代に入ると、早く結婚したい女性は少し焦りが出てきたりします。
逆にまだ結婚したくない女性は、仕事や趣味に打ち込むなど独身生活を満喫しています。
経済的な安定によるメリット
20代の頃と比べ金銭的に余裕がある
30代前半の結婚は、本人もパートナーも20代の頃に比べると収入や貯金が増えているケースが多いです。
結婚と同時にマイホームをゲットした女性のケース
32歳で結婚した女性は、マイホームに住むのが夢でした。
なので、20代のうちにコツコツと貯金をしてマイホーム資金(結婚資金)を貯めていました。
そして28歳の頃に付き合いだした彼と婚約をして、二人でさらにコツコツと貯金をして32歳で結婚しました。
その結婚に合わせて、二人の名義で新居を建てました。注文住宅でインテリアにもこだわった素敵なお住まいです。
ご成婚までのメリット
親の反対にあいにくくなる
30代前半は、20代の頃と比べて結婚の際に親や親戚の反対にあいにくくなります。
特に女性側の親は「なるべく早く結婚してほしい」と思うようになっているので、よっぽど問題のある相手を連れていかない限りは反対されません。
両親の豹変に驚いた、33歳で結婚した女性のケース
その女性は、一人娘で両親に溺愛されて育ってきました。
本当は一人暮らしをしたかったけれど許してもらえず、社会人になってからも両親と同居していました。
そして、25歳のころ「彼氏と結婚したい」と言っても「まだ早い」と反対されて結婚に至りませんでした。
その彼氏のことを引きずっていた女性は、「もう一生独身でもいいかな。どうせ親の面倒をみていかないといけないし。」と思うようになっていました。
ただ、30代に入ってから両親が豹変しました。
急に「いつ結婚するの?」「彼氏はいないの?」「早く孫の顔が見たい。」と言い出したそうです。
「勝手なことを言わないでよ。」と思ったけど、周りの友達に既婚者が増えた影響もあって「やっぱり結婚したい。」と思うようになりました。
そして、友達の紹介で出会った男性と33歳で結婚しました。
この時は、両親も反対することなく喜んでくれたそうです。
ただ、ご結婚後も何かと口出しをしてくるところは変わっていません。
出産におけるメリットとデメリット
出産が結婚の決め手
今は一昔前と比べて、30代の出産は増えています。
出産年齢が決め手になった結婚
その女性は 29歳の時に付き合い始めた5歳年上の男性と、30歳で結婚し31歳の時に出産しました。
お付き合いから結婚まで1年弱と比較的短かったのは、「出産を考えるとなるべく早い方がいい」という双方の考えによるものでした。
お二人とも結婚したら子どもが欲しいと考えていたため、お付き合いが始まってすぐ結婚の話は出ていたそうです。
そして、お互いの年齢的に早いほうが良いだろうということで同棲をはじめ入籍しました。
妊活は、入籍前からはじめていました。
出産後は、お子さんを中心に自分たちの理想とするアットホームな家庭を築いています。
34~36歳までの結婚
この年齢になってくると、男女問わず周りの同年代の方たちに既婚者が増えています。
一方で、結婚はまだ先でいいとか、自分は30代のうちは独身でいるという考えを貫いている方もいます。
「相手がいないから結婚できない」のではなくて、「まだ結婚する気がないからしない」ということですね。
パートナー選びでのメリットとデメリット
年下にモテ出す年齢になって、結婚対象に年下男性が加わる
10代~20代は比較的年上の男性とお付き合いする女性が多いですが、30代半ばになってくると年下男性とのご縁が増えてくるようになります。
その中には、
- 純粋に年上好き
- お姉さん的な存在がほしい
- 真剣交際の相手としてみている
- 金銭的な援助をあてにしている
など色々な考えの男性がいるので、相手の真意を見抜いていく必要があります。
年下の男性と結婚した女性は、こんなところが良かったと思っているそうです。
- 友達に、若い旦那さんで羨ましいと言われる
- 年の差があるとケンカになりにくいし、なっても仲直りが早い
- 家事や育児を手伝ってくれる
- 旦那につられて自分も若くなる
8歳年下の男性を支える女性のケース
その女性は、ショップの雇われ店長をするほど仕事のできる方でした。
そして、そのお店に出入り業者の8歳年下の男性からのアプローチを受けて、34歳で結婚しました。
結婚後旦那さんは起業し、女性はその会社の事務をこなしながら家庭を切り盛りしています。
旦那さんは学生のころから何となく、同年代の女性とは考え方や価値観が合わないと感じていたそうです。
かといって特に年上好きというわけでもなかったそうですが、店長をやっていた女性と仕事をとおしてやり取りしているうちに、惹かれるようになっていきました。
そして「嫁と出会って、自分にはしっかり者の女性が合うんだなと分かったし、いろいろ助けてもらって本当に感謝している。公私ともにベストパートナーです。」とおっしゃっていました。
結婚願望がない男性とのお付き合いはできなくなる
長年付き合っていた彼氏と別れて、ほかの男性と34歳で結婚した女性のケース
その女性には、20代前半から付き合っている彼氏がいました。
ただ、彼には結婚願望がなかったそうです。
結婚の話になると、期待をもたすようなことを言いつつ、いざとなったらはぐらかすということを繰り返されて時間だけが過ぎていきました。
30代に入ってからも同じで、ある時「もういいや。」と限界がきたそうです。
そして、今度こそ本当に別れようと決心して彼から離れました。
その後まもなく、友達の紹介で出会った男性と1年ほど付き合った後に結婚しました。
37~39歳までの結婚
20代後半の時にも結婚するなら、なるべく20代のうちにということで駆け込み婚が増えていましたが、30代後半でもやはり同じような現象が起きます。
ご成婚までのメリット
お付き合いが長い方はゴールインしやすい
30代後半になってくると、お付き合いの長いカップルは結婚に踏みきりやすいです。
彼氏も、それがケジメや愛情だと思ってくれます。
3年付き合った男性と39歳で結婚した女性
その女性は36歳の時に、ある男性とお付き合いを始めました。
当時はお互いに結婚願望もなく、先のことはゆっくり考えていけば良いという感じだったそうです。
ただ、39歳になると周りでは駆け込み婚が流行りだしました。
本人的にはそこまで焦りはありませんでしたが、彼のほうが「自分たちもそろそろ結婚しよう。」とプロポーズをしてくれて結婚しました。
お子さんはいらっしゃいませんが、二人で仲睦まじく生活しています。
出産子育てのメリットとデメリット
子どものいない人生も考え始める年齢
日本産婦人科学会では、「高齢出産」を「35歳以上の初産婦」と定義しているそうです。
なので、お子さんが欲しい方は早めに妊活する方が良いです。
一方で、結婚の際に最初から子どもを作らないという選択をする方が増える年齢でもあります。
不妊治療にかけた女性のケース
38歳で結婚したその女性は、できればお子さんが欲しかったそうです。
病院で検査をしてもらい、妊娠しにくいという診断が出たそうです。不妊治療をするかどうか悩んだ結果することに決めました。
そして2年後、お子さんを授かることができました。
30代の結婚のメリットとデメリットまとめ
30代の結婚のメリットとデメリットをお届けいたしました。
20代の頃と共通する悩み、そして30代ならではの悩みとありますが、この年齢は妊娠や出産の悩みが増えています。
一方で、20代の頃よりは経済的に余裕ができて、自分たちらしい結婚のあり方を選びやすい年齢になっています。