ライフスタイルの多様化により、婚期も人それぞれという時代になりました。
本記事では、そんな時代の「40代以上の結婚のメリットとデメリット」について、40代、50代以上に分けてそれぞれお届けしています。
40代の結婚のメリットとデメリット
40代は個人差はありますが、成熟した大人の結婚ができる年齢です。
一方で、妊娠・出産などの家族計画、親世代の高齢化による同居や介護の問題などが、出てきやすい年齢でもあります。
40代前半と後半の結婚の違い
女性は40代後半には、更年期に入っています。
40代半ばで妊娠・出産のボーダーラインを迎え、人生設計や家族計画やなどが大きく変わる分岐点となります。
ご成婚のしやすさからみるメリットとデメリット
同じ年代でも収入には格差がありますが、40代で結婚を考える男女はそれなりに収入がある方が多いです。
一方で40代に入ると、同年代の男性に既婚者が増えているためパートナー探しに苦労している方もいます。
30代のイケメンエリート男性と結婚した41歳の女性のケース
41歳の時に、紹介で出会った38歳の男性と結婚した女性。
お相手は大手企業に勤めるイケメンエリート男性で、これまでの恋愛は仕事が忙しく自然消滅で終わっていたそうです。
お付き合いが始まってからも忙しさは変わらなかったそうですが、女性がうまく立ち回り結婚まで進みました。
男性は「彼女ならしっかり家庭を守ってくれるだろうと思えたのが、結婚の決め手になった。」とおっしゃっていました。
浮気症な男性と失敗婚してしまった45歳の女性のケース
45歳の時に、同い年の男性と結婚した女性。
お二人の出会いのきっかけは、いわゆる出会い系でした。
その男性はお付き合い後も出会い系を利用していましたが、結婚したら落ち着くだろうと思って強引に結婚へもっていきました。
ただ、結婚してからも浮気症は治らずケンカが絶えない毎日となって、最終的に離婚してしまいました。
お互いの親族との関係におけるメリットとデメリット
実家から遠方に住んでいるなど、普段から親族との関わりが薄い夫婦は、最小限のお付き合いで済むことが多いです。
そのため、あまり親族のことで悩むことはありません。
一方で、お相手のご両親が同居や密な親戚付き合いを望んでいる場合は、ある程度それに応じる必要が出てきます。
若い時ならごまかして逃げても大目に見てもらえますが、40代ともなると大人としての対応を求めらます。
そのため、気が進まなくても同居や親戚づきあいをしなければいけない状況になることもあります。
44歳の時に結婚した女性のケース
そのご夫婦は都内在住で、双方のご両親は地方に住んでいるため、会うのは年に1回か2回。
どちらのご両親も経済的に恵まれていて、近くに親族がいるので老後の心配はない状況です。
揉める原因もなく、程よい距離感でお付き合いできているそうです。
話が違う?旦那さんの両親と同居することになった40歳の女性のケース
40歳の時に結婚した女性。
結婚前は、ご両親とは別居で自由気ままに生活させてあげるという話をしていた旦那さん。
ご両親も納得しているように見えました。
だけど、結婚した途端に旦那さんもご両親も豹変して同居を迫ってきました。
もちろん話が違うと抗議しましたが「結婚したら長男夫婦は、親と同居するのが当たり前。」と言われ、強制的に同居になってしまいました。
ただ、まもなく妊娠したのでお姑さんに助けてもらうことも多く、今はうまくいっています。
出産や家族計画におけるメリットとデメリット
個人差があるので一概には言えませんが、一般的に女性は40代半ばが、出産するかしないかの分岐点になります。
40代に入ってから出産を望む場合は、なるべく早く妊活をすることをお勧めいたします。
40代前半の家族計画におけるメリットとデメリット
40代前半は、高齢出産になります。妊娠や出産には、高齢出産におけるリスクを伴うことになります。
43歳で出産した女性のケース
その女性は、39歳の時に付き合いだした男性と「できれば子供が欲しい」ということで、一年を待たずに40歳で結婚しました。
ただ、ご結婚後すぐに妊娠することは無く諦めかけていた頃に、妊娠が発覚し出産に至りました。
その間、気持ちが揺れて精神的に辛いときもあったそうです。
40代後半の家族計画抜けるメリットとデメリット
40代後半になってくると、妊娠する可能性が急激に下がります。
子どもを生まない前提で結婚した48歳の女性のケース
その女性は閉経はしていなかったけれど、48歳での妊娠や出産はリスクが高いので、お相手と話し合って「子どもは作らないけど、二人で支えあいながら愛情ある楽しい家庭を築いていこうね。」ということで結婚しました。
そして、夫婦二人で優雅に楽しく生活しています。
50代以上の結婚におけるメリットとデメリット
若い世代の結婚との違い
50代以上の結婚になると、初婚で子どもがいない方の場合は「子どもを生まない結婚」が当たり前になります。
一方で、どちらかもしくは双方が再婚の場合など「夫婦間以外の子ども」がいる結婚のケースも多いです。
- 一人暮らしが長く、人と一緒に住むのは抵抗がある
- 親の介護問題などで、パートナーに迷惑をかけたくない
- 子どもがいるので、養育費や相続などお金の問題がある
など様々な理由で、別居婚や、あえて入籍をしないという選択をするカップルも出てきます。
初婚におけるメリットとデメリット
50代での初婚同士の結婚は、夫婦二人だけの生活が前提なので、比較的経済的な問題は少なく、お互いの気持ちを尊重し合える落ち着いた関係が築けます。
一方で、双方のご両親は高齢になっているので、介護や同居などの問題が発生するケースもあります。
53歳で結婚した女性のケース
三人兄弟の男性と、53歳で結婚した女性。
旦那さんは独身時代一人暮らしをしていましたが、よく実家に帰っていて、結婚した兄弟一家も集まるという生活をしていました。
その中に入っていけるかどうか心配だった女性ですが、とても気さくな方々ですぐに打ち解けることができました。
そして仲が良いとはいえ、お互いのテリトリーを侵さないという暗黙の了解があり、過度に私生活に介入してくることはありません。
なので、旦那さんのお身内ととても良い関係を築いています。
実は介護要員?結婚してちょっぴり後悔している54歳の女性のケース
その女性は、54歳の時に知り合った男性と結婚しました。
ヘルパーさんはいましたが、お姑さんがお舅さんの介護をしているという状態でした。
そして、結婚後はお姑さんから介護の手伝いをお願いされるようになったそうです。
段々とエスカレートしてきたので旦那さんに訴えたそうですが、「言っとくよ。」くらいの感じでまともに取り合ってくれず、介護に追われる状態になっていきました。
結局、お舅さんの他界とともにその生活からは解放されました。
再婚におけるメリットとデメリット
50代は、双方もしくは片方が再婚になるケースも多いです。
一方で、一度目の結婚のトラウマが残っている場合はこじらせてしまうこともあるので、自分の気持ちを整理していく必要があります。
52歳の再婚で自分の成長を実感した女性のケース
20代の時に結婚して3年で離婚し、シングルマザーとして子どもを育ててきた女性は、52歳の時に再婚しました。
再婚する前にもいくつか恋愛をしてきましたが、うまくいきませんでした。
でも、40代半ばくらいに「再婚とかできなくてもいいや。」と思って吹っ切れました。
そして、48歳の時に出会った男性とお付き合いが始まり、同棲を経て52歳で入籍に至りました
元嫁からの嫌がらせを受けた56歳の女性のケース
その女性は56歳で、再婚同士の結婚をしました。
最初のうちは問題なくいっていましたが、再婚したことを元嫁に知られてから状況が一変しました。
何かと子どものことで電話をしてきたり、旦那さんを呼び出したりするようになりました。
子どもといっても成人男性ですし、女性から見ると元嫁のあざとさは一目瞭然でした。
ただ、こういった場合、男性は毅然とした態度で突っ張ることができないものだというのも分かっていました。
なので、女性は自分が元嫁に対応することにしました。電話対応もそうですし、旦那が呼び出された時は一緒に行きました。
そのうち元嫁は、何か悟ったのか連絡してこなくなりました。
40代、50代以上の結婚についてのまとめ
40代、50代以上の結婚についてお届けさせていただきました。今の時代、何歳になっても結婚のチャンスはあります。