関係性や状況が変わることで、相性の良し悪しも変わります。
また、それまでは表に出ていなかった相性の良さや悪さが出てくることもあります。
本記事では、
- 友達から恋人になることで変わる二人の相性
- 恋愛から結婚へ進むと見えてくる相性の変化
- ライバルの出現で試される二人の相性や絆
といった相性の変化を紹介します。
友達から恋人になることで変わる二人の相性
頼りがいのある男友達がオレ様彼氏になった結果・・
会社の同期の男性と付き合いだした彼女。
彼は同期の中でもリーダー格で、社内でも有望株の目立つ存在でした。
リーダーシップを取れるところ、相談事に理路整然とアドバイスをくれるところなど、彼女は彼の頼もしさに惹かれて好きになりました。
そして、同期の強味を生かしてさりげなくアプローチをしていたら、彼の方からお付き合いをして欲しいと言ってきて交際がスタートしました。
- デートを完全に仕切ってくる
- 彼女が買ってきたものにダメだしをする
- 仕事の愚痴を聞いて欲しいだけなのに説教される
- 自慢話をされる
「同期の仲間」だった時は、頼もしく感じていた彼。
自分には、わがままを聞いてくれたり、甘やかしてくれる優しい男性の方が合うと気づいてこの彼氏とは別れることにしました。
意地っ張り同士の二人が、ケンカ友だちからラブラブカップルに
その女性には、いつもお互いをけなしあいながらも何故か一緒にいる「ケンカ友だち」の男性がいました。
周りの人達からは、お互い好きなくせに素直じゃないなと思われていた二人です。
- プライドが邪魔をして、やさしくできない
- 周りに冷やかされたりしたくない
- 照れ屋なので、愛情表現がうまくできない
- 天邪鬼なので、ついつい悪態をついてしまう
- 相手を意識してしまうあまり、好き避けをしてしまう
というような状況で、恋愛に発展することなく3年ほど過ぎていました。
そんな二人でしたが、ある日突然ラブラブカップルに変身して周りをびっくりさせました。
変身のきっかけは、ある日いつものように二人でけなし合いながらお酒を飲んだ帰りに、酔った勢いで一線を越えてしまったそうです。
そしたら彼女は、もう意地を張る必要がなくなったのか急に彼に甘えたくなって、自分が出せるようになったそうです。
恋愛から結婚へ進むと見えてくる相性の変化
同じ道を歩めなくなってしまったカップル
プロのミュージシャンを目指している男性を長年支え続けてきた彼女。
二人は同棲していましたが、妊娠をきっかけに入籍し晴れて夫婦になりました。
彼はミュージシャンの夢を諦めずに追い続け、彼女は子どもと一緒に実家に戻り、仕事をしながらシングルマザーとして子育てを頑張っています。
彼女は、結婚した当初は子どもが生まれてからも、子どもを預けて共稼ぎし、夢を追う彼を支えていこうと思っていたそうです。
ただいざ出産すると、彼の夢よりも何よりも子どもが大切と思うようになりました。
親として、子どものためにしっかりと地に足のついた生活をするのが一番という価値観に変わっていったんですね。
なので彼にも、子どものために夢を諦めて普通に就職してほしいと伝えました。
ただ、彼の方は夢を諦めるつもりはなく、何度も話し合いをしたそうですが折り合いがつかず、だんだんと関係性も悪くなっていきました。
そうするうちに愛情も冷めていき、夫婦関係の修復は難しくなりました。
そして、潔く離婚して子どもを立派に育て上げる方がいいという考えになったそうです。
彼は最後まで
「家族は大切だけど、家族のために夢を諦めるという選択はどうしてもできない。子どもに恨まれてもいい。」
という考えだったそうです。
彼女は、
「子どもがいなければあのまま一緒に彼の夢を追ってても良かったけど、子どもが生まれた後は彼の甘さと無責任さに腹が立って仕方なかった。
やっぱり恋愛と結婚は違うし、結婚相手は慎重に選ぶべきだった。」
とおっしゃっています。
やさぐれ男から脱却しマイホームパパに!
長年一人暮らしをしていた男性。仕事が終わったら飲みに行くかコンビニ弁当、週末はパチスロで時間をつぶすか、だらだら寝てる。
家の中はタバコの臭いが染み付いて、足の踏み場もないくらい散らかっているという典型的なやさぐれ男でした。
そんな彼が、居酒屋で知り合った女性とお付き合いすることになりました。
結婚願望が強かった女性は、早々に彼のアパートに引っ越してきました。
その結果、彼はやさぐれ男から脱却し、こざっぱりした男性にイメチェンしました。
その後、二人はお引越しをして新居を構え入籍しました。
まもなくお子さんも生まれ、やさぐれ時代が嘘のように家族を大切にするマイホームパパになりました。
この男性は、奥さんと付き合う前は、自分と同じようにちょっとやさぐれた感じの女性とばかりお付き合いしていました。
そのため、長続きはせず自堕落な生活は直りませんでした。
奥さんの方は、本来はあまりやさぐれた男性は好きではないそうですが、彼だけはどこかこうほっとけないものを感じて手を差しのべたそうです。
理想のマイホームパパに変身してくれて良かったとおっしゃっています。
とても波長があうお二人で、お互いを運命の相手だと思っているそうです。
ライバルの出現で試される二人の相性や絆
略奪愛。好きになった男性には彼女がいた。そこで取った作戦とは?
彼女がいる男性を好きになってしまった女性。
どうしても諦めきれずに、自分に振り向いてもらいたいと考えました。
- 彼は、彼女からの猛アプローチで付き合いはじめた
- 彼女は、とても押しが強く負けず嫌い
- 彼は、押しに弱いところや優柔不断なところがある
- 今はラブラブではなく、二人とも惰性で一緒にいるだけ
ということが分かりました。
なので、少し押せば彼に振り向いてもらえるかも?と考え、わざと彼女にも分かるような形で彼にアプローチしました。
女性の読みどおり、彼は誘いに応じてきました。
そこまできて、女性はサッと手のひら返し、彼から手を引きました。
拍子抜けした彼女は、急に彼のことが色あせて見えたようで、ほどなく彼の元から去っていきました。
女性は、その後彼と付き合うことに成功しました。
女性は
「面と向かって略奪しようとしても絶対に彼女が引いてくれないと思った。だから自分から引くように仕向けてみた。お互いに愛情は薄れていたし、私は別れるきっかけを作っただけ。」
とおっしゃっています。
今は、やはり女性がリードする形で二人のお付き合いは続いています。
彼氏を横取りされそうになったけど、二人の絆で切り抜けたカップル
その彼女には、長年お付き合いしている彼氏がいました。
ケンカをすることもほとんどなく、穏やかなお付き合いを続けていたのですが、ある時彼氏のことを狙う女性が現れました。
もちろんすべて女性の嘘です。
本当は相手にしたくないところですが、仕事が絡んでいるので完全に無視することはできない状況でした。
ただ彼氏は、辻褄の合わない嘘を見抜ける人だし、何より彼女のことを信じていました。
そして、彼女は社会経験が豊富で嘘つきな女性にもうまく対処ができる人でした。
なので、彼氏は安心して彼女にその嘘つきな女性のことを報告してくれました。
そして、二人でその女性のターゲットが他の男性に移るようにうまく仕向けて事なきを得ました。
こういう「嘘つき女」が彼氏との間に割り込んでくることありますよね。
この手の女性は、ターゲットの男性の弱点や性格を見抜くのがとてもうまかったりします。
そのせいで、男性が女性の話を信じ込んでしまう場合もあります。
一旦信じてしまうと、彼女が女性の嘘や欠点を指摘しても、彼の中で逆に彼女の方が悪者になってしまったりすることもあります。
もしくは嘘だと分かっていても、男性特有の女性への甘さや、モテて嬉しいという心理から、寄ってくる女性を突き放せないこともあります。
そういった場合は、相手の女性と直接やりあったり彼氏を責めないほうが良いですね。
「何故、彼氏はその女性の話を信じるのか?」もしくは「女性を振りきれないのか?」を理解して、その上で彼氏の性格に合わせて
- しばらく静観して、女性がボロを出すのを待つ
- 理路整然と証拠を並べて一つずつ嘘を暴いていく
- 自分と彼氏と女性の三人で話し合う機会を作る
- 第三者に指摘してもらう
などの対策を立ててください。
第三者の横やりが入ってきた時に「彼氏のことをどれだけ理解できるか?」「効果的な対策ができるかどうか?」が、お二人の関係を長続きさせる相性の良し悪しに繋がります。
「嘘つき女」的なその場凌ぎの偽りの相性の良さでは、いずれ破綻します。
関係性や状況の変化によって、二人の相性は変わる!
相性は、一定ではなく変化するものです。
なので、相性が良い悪いというのは絶対的なものではありません。
- お相手の方との相性を合わせていくこと
- そこまでする価値(愛情)があるか見極めること
- 関係性や状況の変化に対応していくこと
この三つの視点が大切です。