相談・悩み

職場の人間関係(同僚・部下・上司)の悩み相談で改善した方法とは?

一日のうち過ごす時間が長い職場。そこでの人間関係は、仕事の効率、会社での立場、精神面など、様々な面で大きな影響があります。

また、職場での人間関係が悪いからといってすぐに辞めるわけにもいきません。そのため、職場での人間関係に悩む方は多いです。

問題解決に必要なことは、基本的にはプライベートでの人間関係と同じです。

相手のことを思いやって理解していくという姿勢が基本になります。

その一方で職場ならではの特徴もあります。

  • お互いに職場にいる間だけの人間関係である
  • 役職や社歴などで上下関係が生じる
  • ポジション争いなど利害関係が生じる など

問題解決には、感情よりも仕事の効率や自分の立場を優先させるなど「処世術」が必要な場合もあります。

本記事では、職場の人間関係の悩みの解決方法についてお伝えしています。

同僚や同期との人間関係

社内での立場や関係性が同等の同僚や同期との悩み相談は、下記のようなものです。

おしゃべりな同僚との付き合い方

話し出すと止まらない「時間泥棒」

このタイプのおしゃべりな同僚には、終わりの時間をはっきり告げてください。

その時間になったら、相手がまだ喋っていても強引に打ち切りましょう。

「ここだけの話」と念を押したのに社内で筒抜け

このタイプのおしゃべりな同僚には、最初から「ここだけの話」は通用しないと思ってください。

当たり障りのない会話(芸能ネタ、グルメ、ファッションなどの雑談)に留めましょう。

「噂好き」の同僚にデマを流された

不本意な噂を流されてしまったときは、上司に事実関係の報告をしてください。

その後は、上司の指示に従う、もしくは状況を判断して対処しましょう。

いつもデマを流して信用がない人の場合は、周りも本気にしないのでほっといて大丈夫です。

噂を信じている人がいる場合は、その人もしくは仲の良い同僚に事情を説明してください。

自然と誤解が解ける流れになります。

もしも本人に指摘する場合は、二人きりでの話は避けて第三者(証人)がいる前で話すようにしましょう。

出世などで立場が変わった後の付き合い方

自分が上の役職に就いたときは、感謝の気持ちを込めた就任挨拶をして職務に沿った対応や言動をするようにしてください。

ただし、言葉遣いや態度はそれまでどおりでいきましょう。

相手が上の役職に就いたときは、祝福の言葉を伝えて私情を交えずに職務に沿った関係性を作っていきましょう。

言葉遣いや態度は職場の慣例に沿うのが一番ですが、可能なら相手と擦り合わせをしてください。

ケンカなどトラブルが起きたときの対処方法

一番優先すべきは、仕事に支障をきたさないことです。

早めに和解を申し入れて解決しましょう。

相手が和解を拒否した場合でも、それまでと変わらない態度で接してください。

仕事をスムーズに進めること、社内での信頼や評価を頭においた言動することが大切です。

占いのアドバイスで改善したケース

同僚女性にライバル視されていた、営業職の女性。

ストレスを感じてのご相談でした。

同僚女性を鑑定すると、学生時代の頃からずっとライバル視した相手に同じようなことを繰り返していました。

人と比較して優位に立っていると思うことで、自尊心を満たしているようでした。

なので、ターゲットを他の人に変えさせることをアドバイスしました。

やり方は単純で、同僚女性の前でほかの女性を褒めただけです。

そして、新たにターゲットになった女性もほかの女性を褒めてターゲットを変えさせるということを繰り返しているうちに、何か感づいたようで自然とおさまったそうです。

この女性は「彼女が落ち着いて職場の雰囲気が明るくなって本当にホッとしています。」とおっしゃっています。

後輩や部下との人間関係

自分が上の立場での悩み相談は、下記のようなものです。

仕事上の指導とパワハラの境界線がわからない

仕事の厳しさを教えただけなのに「パワハラ」と言われてしまうこともあり、悩んでいる方は多いです。

後輩や部下との温度差は、長い目でみながら後輩や部下の成長を待つのが一番です。

感情的になったり私情が入ると、パワハラになってしまうのでいろいろな思いはあるでしょうがそれは一旦横において社内のガイドラインに沿った指導をしてください。

仕事とプライベートの境界線は?

仕事を離れた個人的な付き合いは、強要しないことが大前提です。

また、プライベートで仲良くなっても仕事上のけじめはきちんとつけて、メリハリのある関係を維持してください。

占いのアドバイスで改善したケース

仕事の選り好みが激しい上に無責任な後輩に悩まされていた女性。

後輩を鑑定すると、かなりワガママに育っていて失敗しても責任は取らず周りが尻拭いをしてきたような状態でした。

なので「リカバリーの準備をした上で、後輩がやると言ったことを全部ひとりでやらせてみてください。本人から報告があるまで放置して、泣きついてきたら責任の所在をはっきりさせた上で対処してください。」とアドバイスしました。

案の定後輩女は自分がやると言った仕事に途中で挫折して泣きついてきました。

そこで、挫折の原因をひとつひとつ追及し言い訳は全て論破しました。

なかなか自分の非を認めなかったそうですが、最終的には自分が間違っていたと理解したそうです。

それからは、後輩は心を入れ替えて自分に与えられた仕事を責任をもってやり遂げるようになりました。

この女性は「自分でやったほうが早いけど、それでは人は育たないですよね。昇進して部下が増えたけど、根気強く丁寧に向き合うように心がけています。」とおっしゃっています。

先輩や上司との人間関係

自分よりも上の立場にいる先輩や上司との悩み相談は、下記のようなものです。

上司のパワハラ問題

ここで言うパワハラとは、自分に非がないにも関わらず上司から立場を利用した嫌がらせ行為がある場合のことを指しています。

  • あきらかに自分にだけ態度が違う
  • 理不尽ないじめにあっている
  • 干されてしまったように感じる など

上司からパワハラと思われる言動があった場合は上司の考えや気持ちを確認しましょう。

その上で状況を改善するよう対策を取る、改善の余地がなければ異動願いを出して異動する、もしくは会社を辞めるなどご自身が納得できる選択をしてください。

上司や先輩に嫌われてしまった

パワハラとは違い、自分の言動などが原因で嫌われたり距離を取られてしまうこともあります。

  • 先輩に対して失言してしまい喋ってくれなくなった
  • 悪口を言っていたなど、事実無根の噂を流されて嫌われてしまった
  • 自分の仕事ぶりや勤務態度が原因で怒らせてしまった など

自分が原因で人間関係が壊れた場合は謝罪してください。

それでも改善しない場合は、第三者を交えて話し合いをするなどの対策を取りましょう。

占いのアドバイスで改善したケース

その女性は、人並み以上の仕事をしているのに職場での評価が上がらないことに悩んでいました。

自分よりも成績が悪い同僚の方が先に出世していることにも不満がありました。

女性の働きぶりと上司の気持ちを鑑定したところ、確かにその仕事ぶりは他の方よりも優秀で一目置かれていました。

ただ、あまり融通が利かないところがあり社内での人づきあいに無頓着なため、職場で少し浮いていました。

そのため、上司は女性の実力は認めつつも、面倒見のいい別の部下をリーダーに選んだり 、コミュニケーションが円滑に取れている部下を優先して新しい仕事を任せたりという状況でした。

女性については、任せている仕事を滞りなく行ってくれたらそれで良しと思っていました。

なので「上司の評価が低いわけではありません。」ということをお伝えした上で「ただ、上司としてはリーダーは面倒見の良さや社交性で選んでいるようです。

出世したいなら周りの方の手助けをしたり上司とのコミュニケーションを心がけるなどリーダーにふさわしい行動を取る必要があります。」とお伝えしました。

すると「あまり人と関わるのは得意でないので難しいです。」とのことでした。

なので再度「プライベートではそれで構わないです。だけど、職場では違います。今の状況で良ければ現状維持で大丈夫です。ただ、ステップアップしていくためには今よりも社交性が必要になってきます。

それは、性格を変えてくださいという意味ではありません。仕事上必要なスキルとして身につけるという考え方で進めていくと良いですね。」とアドバイスしました。

女性は、将来的にはこの会社で管理職になりたいという思いがあるということで少しずつ周りの人とのコミュニケーションを取るように心掛けていきました。

その結果、現在は出世して役職に就いています。

この女性は「プライベートでの人格と職場での人格は別ということがよく分かりました。職場では、しっかりと職務を全うできるキャラクターを保ち続けます。」とおっしゃっています。

会社を辞めた後の人間関係

自分か相手のどちらかが会社を辞めた後の悩み相談は、下記のようなものが多いです。

  • 自分が退職した後、元同僚からの連絡に困っている
  • 会社を辞めた元同僚からの連絡に困っている

どちらかが会社を辞めた場合は、自然と疎遠になるのが普通です。退職後のお付き合いは、双方の合意がある場合に限りと心得ましょう。

相手が乗り気でないときは、そこで引くようにしてください。ご自身が乗り気でないときも、無理に連絡を取り合う必要はありません。

占いのアドバイスで改善したケース

ワンマン社長が率いるブラック企業で働いていた女性。

退職後も、社長や元同僚からも頻繁に電話がきて辟易していました。

本当は電話に出たくないけど「無視するのも悪いかな~」という罪悪感があって対応していたそうです。

ただ、女性の気持ちを視てみると未だに社長の強引さに引っ張られてしまっているところもあるようでした。

社長の方は、深い意味があって連絡しているわけではなく「自分の持ち駒」のように思っていて連絡が習慣化しているだけでした。

元同僚の方達は、女性を「愚痴を聞いてくれる人」と位置づけているようでした。

そこに健全な人間関係は無いと感じました。

そのことをお伝えして「双方のためにも、罪悪感は捨ててこの会社を卒業したほうが良いですよ。まずは、忙しさを理由にしばらく電話に出れないと宣言して3カ月くらい放置してみてください。」とアドバイスしました。

それを実行したところ、元同僚の方達は真意を察してくれたのか電話をしてこなくなりました。

社長からはしばらく電話があったそうですが、それも段々減って今はほとんど無いそうです。

「たまにだったら出てもいいかな。」と思うこともあるそうですが、もちろん一回出てしまうと元の木阿弥なのは分かっているので出ないそうです。

この女性は「今にして思うと、自分が悪者になりたくない気持ちからくる一種の強迫観念みたいな感じもありましたね。それが抜けたので、本当にすっきりしています。」とおっしゃっています。

職場の人間関係についてのまとめ

職場の人間関係のお悩みについてお伝えさせていただきました。

職場の人間関係で悩んだときは「仕事を円滑にすすめること」を最優先で考えて行動していく必要があります。

ぜひ本記事を参考に、職場の方達とより良い人間関係を築いてくださいね。

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