相談・悩み

友達との上手な付き合い方とは?うまくいかない大人の友人関係での注意点

友達付き合いは、楽しく有意義なものです。

ただ、一歩間違うと大きな悩みの種になってしまうこともあります。

本記事では「大人の友達付き合いの注意点」を下記の3点をテーマにお伝えしています。

このページで分かること

  • 友達との適切な距離感とは?
  • お金や利害が絡んだときの対応は?
  • 友達と距離を置くときは?

友達との適切な距離感とは?

良い友達でいたいからこそ、距離感に悩むことがあります。

  • どのくらいの距離感がちょうどいいのか分からない
  • つい踏み込み過ぎて、警戒されるようになった
  • 友達付き合いはしたいけど、ずっと一緒にいるのは苦手
  • LINEのラリーを止めるタイミングが分からない など

一説によると、人と会って楽しく過ごせる時間は2時間だそうです。

それを超えてしまうと、なんとなくお互いのイヤなところにも目がいくようになるのだとか。

もちろんその時の状況やお相手との関係性にもよりますが、お会いするときは2時間ぐらいをひとつの目安にすると良いでしょう。

もしくは、あらかじめ解散の時間を決めておくのも良いですね。

会話の内容は、最初から深掘りしすぎないことが基本です。自然と信頼関係ができて深い話ができるのを待ちましょう。

ご自身の話も、いきなり重たい話をすると引かれてしまうことがあります。その場の雰囲気をみながら話題を選びましょう。

占いのアドバイスで改善したケース

その女性の悩みは、子どもの頃から友達はできるけどいつの間にか離れていってひとりになってしまうということでした。

その女性を鑑定させていただくと、友達付き合いをしていくなかでいくつか気になる点がありました。

①友達から受けた好意を当たり前のことと捉えている

おもてなしをしてもらっても「次は自分が返そう」という発想はなく、次にも同じようなおもてなしを求めているようでした。

②発言がネガティブ

おしゃべりの内容が不平不満や悪口、不安な思いの吐露などネガティブなものばかりで友達の気持ちを滅入らせていました。

③引き際をわきまえない

友達が「そろそろお開きにしたい」というシグナルを出しても、それに気づかず負担をかけていました。

女性は家族と他人との距離感の違いが分かっていないようでした。

子どもの頃から、家族と一緒にいるときの感覚で周りの人と接していたため他人(友達)への気遣いができていない状況でした。

それをお話した上で、改善点をお伝えし実行してもらうことにしました。

  • 友達からおもてなしを受けたらお返しをする
  • 明るく前向きな話題や話し方を心がける
  • 終わりの時間を意識してコミュニケーションをはかる

その結果、友達と程よい距離感や関係性を築くことができるようになりました。

この女性は「言われるまで自分がやってることが周りにどう思われているか分かりませんでした。今にして思うと全く気遣いができていなくて申し訳なかったです。」とおっしゃっています。

お金や利害が絡んだときの対応は?

  • 友達から借金を申し込まれた
  • 友達から営業をかけられた
  • 友達と経済格差がある

お金の貸し借りは「無し」が基本です。

「貸して」と言われたらその場で「友達とはお金の貸し借りは無しにしている」と断りましょう。

食い下がられたときは即答せず「今は決められないので、後ほど返事をする」と言って、帰宅後LINEやメールで断りましょう。

メッセージでのやり取りは、直接話さないので断りやすい、証拠になるという利点があります。

お財布を忘れたなど緊急時のお金の貸し借りは、次に会ったときに精算しましょう。

望まない営業や勧誘も、その場で断りましょう。

断りづらい場合は「すぐには決められないので後ほど返事をする」「家族に相談する」と言って一旦保留にしましょう。

そして帰宅後、LINEやメールなどでお断りしてください。その後はその話は無しでお付き合いしましょう。

しつこく営業や勧誘を受ける場合は、思い切って距離を置いてください。

占いのアドバイスによって解決したケース

その女性は知り合って間もない友達から、あるビジネスに誘われて断り方に悩んでいました。

これまでも様々な勧誘を受けたことがありその度に丁重にお断りしていたそうですが、相手を怒らせたり嫌がらせをされたりしてトラウマになっているとのことでした。

女性を鑑定させていただいたところ、はっきり自己主張をしないため周りに誤解を受けていることが多いように感じました。

そこで話を聞いてみると「勧誘を受けてすぐに断ると申し訳ない」と思って、すぐには断らないようにしていました。

そして、何度か話を聞く機会を作って真剣に聞いていたそうです。

最終的に相手に強く決断を迫られたときに丁重に断るか、断りにくいときは連絡を取らないようにして諦めさせるという手段を取っていました。

そのため、相手の怒りを買って嫌がらせをされていました。

女性には「強引に勧誘してくる人も悪いですが、その人たちの気持ちを見てみると期待させといてそれはないでしょうというのがあったようです。
お相手には、すぐに断るのは悪いというお気持ちは伝わっていないですね。
どうせ断るなら下手に期待させずにさっさと断ってほしかったと思われています。なので、今受けてるお誘いもその気がないなら今断ってしまいましょう。
そしてこれからも何かお誘い受けてその気がない場合は、その場で断るか帰宅後その日のうちにLINEかメールでサクッと断ってください。」とアドバイスしました。

そして、その場で「家族に相談したら反対されたので申し訳ないですがお受けできません」とお断りメールを入れました。

その後一度連絡があったそうですが、再度「すみません」とメールしたら連絡がこなくなったそうです。

この女性は「一生懸命話を聞いてあげたのに何故こんなに怒らせたり嫌がらせをされるんだろう?と悩んでいたけど、それ自体が悪かったということが分かりました。速やかに断ることでトラブルがなくなりました。」とおっしゃっています。

友達と距離を置くときは?

①環境の変化があったとき

結婚、出産、介護問題、引っ越し、転職など生活環境のため、友達との関係性や距離感が変わることがあります。

そんなときは、無理にこれまでと同じような友達付き合いを続けようとするより自然な流れにまかせて距離を置くようにしましょう。

自分の都合で距離をおく場合は、差支えの無い範囲で事情を説明してください。

友達の都合で距離をおく場合は、お相手からの連絡を待ちましょう。

お引っ越しなどで物理的な距離が離れてしまった場合は、それぞれの人生を頑張りながら時々SNSでやりとりすると良いですね。

②ケンカをしたとき

友達とケンカをしたときは、折り合いをつける方向で話し合いをしましょう。

その場で解決できない場合は、冷静に話せるときまで一旦その問題は保留としてください。

その上でこれまで通りのお付き合いを続けていくと良いでしょう。

ただ、ぎくしゃくしてしまうようであれば、冷却期間を置くために少し距離を取るようにしてください。

そのほうが、感情的にならずに冷静に解決できます。

占いのアドバイスで改善したケース

その女性は、学生時代からの仲良し5人グループに入っていて卒業してからもずっと仲良くしていました。

メンバーは全員既婚者で、子どもができてからもグループLINEでコミュニケーションを取りあい、たまに会って遊ぶという関係を続けていました。

ただ、ある時期から女性がLINEにメッセージを書き込んでも誰からも返信がなく、グループLINEが止まってしまいました。

一番仲のいい友達に連絡したら「みんな忙しいからじゃないの」という返信が返ってきたそうですが、それ以降は既読スルーになってしまいました。

そして、メンバーのインスタを見ると自分以外のメンバー同士は仲良くしているのが分かったそうで「どうしてこうなったのでしょうか?」というご相談でした。

この女性を鑑定してみると、本人が悪気なく言っている言葉でメンバーのことを怒らせたり傷つけたりすることが多々あってこのような状態になっていました。

  • 嫁姑問題の愚痴に「ウチはそんなことないよ~。(以下家族自慢)」
  • パートを始めたメンバーに「いいなぁ。ウチは旦那が働かせてくれなくて。(以下家族自慢)」
  • 子どもを叱っているメンバーに「そんな怒り方したらトラウマになるよ。」
  • 食材の買い物について「オーガニック以外はダメだよ。(メンバーは普通のスーパーの話をしていたのに)」 など

実は、女性の旦那さんは他のメンバーの旦那さんと比べて高収入だったため経済格差が生じていました。

女性自身はそれを鼻にかけているつもりは全くありませんでしたが、無神経な発言をしていました。

それでメンバーから距離を置きたいと思われてしまったようです。

女性が連絡をした友達は、メンバーの気持ちも理解できるし女性に悪気がないのも分かっているしということで板挟みのような状態でしたが、メンバーと行動を合わせていました。

ほかのメンバーも、本心からきらいになったわけではないけど怒っているのはたしかで「このまま友達付き合いをするのはきついなぁ」と思っていました。

なので女性には「今までの発言を思い返して、失言だったと思うことがあれば皆さんにLINEで謝罪してください。その上で、改めて直接会って謝罪する機会をつくってもらいましょう。
もし断られたら食い下がらずに受け入れてもらえるまで待ちましょう。大事なのは 、メンバーの誰かを味方につけようとしないことですね。
あくまでも自分ひとりで皆さんそれぞれに謝罪とお気持ちを伝えてください。」とアドバイスしました。

それを実行したところ、メンバー4人で話し合って顔合わせる機会をつくってくれました。

そこでしっかりと謝罪をした上で、全員でこれまでお互いに言えなかったことなどを本音で話し合って和解したそうです。

この女性は「失いそうになって初めて、友達の大切さが身に沁みました。皆大人になってそれぞれの生活があるなかで続いている友情はとても心強いものです。
ここれからは友達の気持ちを考えながら、良い付き合いをしていきたいと思います。」とおっしゃっています。

メンバー4人は、女性の発言にむっとしつつも最初のうちは自分ひとりの心にしまっておいたそうです。

だけど、それでは済まなくなったときに皆で話し合って「陰で悪口を言うのは良くないけど、急に皆で責めたら理解してもらえないか関係が破綻するかもしれない。一旦距離をおいて、自分でよく考えてもらおう。」ということで距離をおいていたそうです。

大人の友達付き合いの注意点まとめ

友達付き合いの注意点についてお伝えしました。

親しき仲にも礼儀あり

気遣いや思いやりが、とても大切です。ぜひ本記事を参考により、より良い友達付き合いをしてくださいね。

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